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ー大工の腰袋とは?自分に合った腰袋の選び方や使い方などを徹底解説!ー

大工が使う道具のなかに、腰袋というものがあります。これから大工を目指す方であれば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、「名前は聞いたことあるけど、どのようなものかは知らない」という方も多いはずです。
腰袋は、大工が道具を入れるための腰にかける袋のこと。作業の効率を上げるためには必要不可欠な道具です。
今回の記事では、大工の腰袋について使い方や選び方などを徹底的に解説していきます。大工を目指すうえでは欠かせない道具となるため、腰袋を知らない方はぜひ最後まで読んでいってください。
大工の腰袋とは?
大工の腰袋とは、職人が作業中に必要な道具を収納しておくための袋のことです。
腰に巻きつけたベルトにぶら下げて使うのが一般的です。複数の工具をまとめて収納できる腰袋や、一つの工具を入れるための専用タイプの腰袋などがあります。また、デザインや色も多種多様です。
腰袋は、大工だけでなく電気工事士などの現場仕事をする職人さんに使用されています。そして、工事現場だけではなくDIYの場でも使用されるほど便利なツールです。
腰袋の使い方
- ベルトに巻く
- 使いやすい位置に調整する
腰袋の使い方は、ベルトを装着して使いやすい位置に袋をつけるだけです。
利き手の位置や使用頻度、屈んだ際に使いやすい位置にポケットを調整すると使い勝手が良くなるでしょう。
また、腰袋の中身はあらかじめ整理整頓しておくと使いやすくなります。さまざまなサイズやポケットの数があるため、自分が使う道具の種類と数を考慮して選んでみてください。
腰袋のメリット
- 作業効率がアップする
- 安全性が高まる
腰袋のメリットは、必要な道具を入れて自由に移動ができる点にあります。工具箱を持ち歩かずに両手が空いたまま作業ができ、必要なときに必要な道具をすぐに取り出せるため、工事をスピーディーに行うことが可能です。
また、両手が空くことで安全性も高まります。つまずいたときや転倒したときなどに両手を使えるので、大きな事故につながりにくくなります。大工の作業効率を向上させるためにも、工事中の安全性を確保するためにも、腰袋は大きな役割を果たしているのです。
腰袋の選び方3選
大工に必要不可欠な腰袋。自分に最適なものを選び、作業の効率を上げたいですよね。
そこで、この章では腰袋の選び方をご紹介します。大工のお仕事を目指している方や、腰袋の購入を検討している大工さんは、ぜひ参考にしてみてください。
- 収納工具のサイズに合っているか
- 耐久性があるか
- 整理整頓がしやすいか
1.収納工具のサイズに合っているか
腰袋を選ぶ際には、自分の使っている道具が収納できるかを確かめると良いでしょう。
腰袋のポケットが小さ過ぎると、収納したい工具が入りません。反対に、ポケットのサイズが大きすぎても、作業中に邪魔で動きにくくなってしまいます。
そのため、所持している道具のサイズを確かめてから購入するか、直接店舗に道具を持っていって確かめるかの方法で腰袋を選ぶと良いでしょう。通販を利用する際は、道具の大きさを測ってから購入することをおすすめします。
2.耐久性があるか
腰袋を選ぶ際は、耐久性に重点をおいて選んでみましょう。
現場仕事では腰袋を擦ったり引っ掛けたりすることが多く、耐久性がないとすぐに劣化して使えなくなってしまいます。ある程度強度のある素材を選ぶことも重要です。
また、ペンチなどの刃物を入れる際に、底の部分が貫通してしまわないよう加工がされているかにも着目してみましょう。少し重量はありますが、革製なら刃先が当たっても心配は不要です。しかし、ポリエステル製や布製に関しては重量が軽い分、耐久性に欠ける場合もあるので注意しましょう。
3.整理整頓がしやすいか
腰袋の利便性を高めるには、ポケットの中身をきれいに保つことです。そのため、整理整頓のしやすさも重要な判断基準になります。
多くの工具を収納する際は、どこに何を収納しておくか定位置を決めておくことが重要です。定位置を決めておくことで、作業中も必要な道具をスムーズに取り出せるため、効率が上がります。
しかし、腰袋の中身が散らかっていたり配置がバラバラだったりしたら、作業効率は低下してしまうでしょう。一つの道具だけを収納できる腰袋と、さまざまな工具をまとめて収納できる腰袋を併用するなど、使い勝手を考えながら購入してみてください。
大工が使う腰袋の種類4つ
腰袋の選び方がわかったところで、そもそもどのような種類があるのかわからなければ意味がありませんよね。この章では、腰袋の種類を4つご紹介します。
ご自身の好みや収納する工具の数、種類に合わせて選んでみてください。
- 釘袋
- 専用タイプ
- 多ポケットタイプ
- ツールフック
1.釘袋
古くから大工の工具を収納する袋として使われてきた腰袋です。
無駄がなくシンプルな機能。基本的な工具を収納して余計な腰袋をつけたくない職人さんにおすすめです。
2.専用タイプ
ペンチやドライバーなどの道具を差して使う腰袋です。
一つの道具を収納するための専用タイプなので、他の道具は収納できません。ペンチを収納するならペンチだけ。使用頻度が高い工具を出し入れするのに向いてる腰袋です。
3.多ポケットタイプ
さまざまな工具を一度に収納できる腰袋です。メジャーや物差し、鉛筆やボールペンなども一緒に収納できます。
専用タイプと組み合わせて、使用頻度の低い工具をまとめておきたいときにも便利です。
4.ツールフック
腰袋ではありませんが、併用して腰にかけられるフックです。ハンマー差しやカナビラなどの種類があり、道具を素早く取り出せます。
腰袋と合わせて使い方を考えると、より作業効率が上がるでしょう。
まとめ
大工の腰袋とは、職人が作業中に必要な道具を収納しておくための袋のことです。腰にぶら下げて使用し、作業効率を格段に向上させます。
また、腰袋を選ぶ際は以下の3つを参考にして選んでみてください。
- 収納工具のサイズに合っているか
- 耐久性があるか
- 整理整頓がしやすいか
腰袋は、大工として現場の仕事を素早く丁寧にこなすために必要不可欠な道具です。腰袋を装着し、大工として高い技術を身につけるために久志建築で一緒に働いてみませんか?当社では、未経験の方でもやる気があれば大歓迎です。アットホームで居心地が良い環境で、高い技術を身につけられます。
気になる方は、ぜひ当社のお問い合わせフォーム、またはお電話でお気軽にお問い合わせください。